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めいどとご主人様   panda


ずっと探していたんだ。
君の事。
躰と心が千切れて仕舞いそうになるくらいに…。


そびえ立つ豪勢な、お屋敷の廊下を一人で窓を雑巾で拭きながら、紺色のミニスカートのメイド姿の少女は溜め息を吐いた。


+めいどとご主人様+


ふと、目線を感じ振り返っると其処には…。

「なに呟いてるんだよ?気持ち悪いぞ。」

そう言いながら笑う高そうなスーツを着崩した橙色の髪の少年がいた。

「なによ!アポロのヘンタイ!」

そう言うか言わないかのタイミングで、シルヴィアは手に持っていた雑巾をアポロに投げる。
其れが彼の顔面にヒットしシルヴィアは固まる。

「あっごっごめんなさい!」

慌て頭を下げるが時すでに遅し。
雑巾を剥がしながら、したり顔で笑うアポロはシルヴィアの手首を握ると引っ張る。

「躾のなってないメイドにはお仕置きしないとな。」

嬉しそうに笑いながら、彼は彼女と自室に入った。



シルヴィアは、今にも泣きたくなった。

「何でこうなるのよ!」

スーツの上着を脱いだアポロはベッドの上で寝込んで居て、その上にシルヴィアが座って居るのだ。
まるでシルヴィアがアポロを押し倒してる様な状態なのだ。

「何でって、お仕置き。」

アポロが笑いながら絶望的な一言をさらりと言った。
頬が朱に染まるのが嫌でもってわかる。
其の瞬間、ミニスカートに潜り込むアポロの右手。

「……やっ!」

「ほーら、「粗相をしてご主人様ごめんなさい」は?」

彼女の太腿を指先でなぞる。

「……っ…」

シルヴィアは、アポロの服に置いていた両手を力無く握ると、今にも溢れそうな羞恥の涙と真っ赤に染まった頬で呟いた。
本人はそんなつもりは無いのだろうが、煽られて居る感覚に陥る。

「…粗相を……して…ご主人…様…ごめん…なさい…」

「良くできました。」

そう言いながら彼はシルヴィアの頬に手を置いて更にこういった。

「…まだたりねぇぞ?」

そう言うと、更に真っ赤な顔で彼女はアポロの唇に唇を重ねた。
離そうとしたら阻まれ、そのまま深く、熱い口付けをされた。



やっと見つけた!

せっかく捕まえたんだ。
じっくりと時間を掛けて、心も躰も俺のモノにしてやろう。





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